DIYやってみた!アート愛好者の妻へ特製ワークベンチをプレゼント。

こんにちは、皆さん!先月頭、アート愛好者の妻のために、どこにも売っていない特別なワークベンチを作る挑戦をしてみました。こちらにその一部始終を書き下ろしてみました。

妻がアートを楽しんでいる様子を見るのは素晴らしいこと。でも5畳もないお部屋で散らかり具合…収納が足りない!そして、どうしても座って書いていると姿勢が…

そこで立ったままアートを楽しむことができるワークベンチがあれば、こんな悩みも解消されるんじゃないかと。そう思って作りはじめてみました。それでは、DIYの開始です!

作る前のUXデザイン

まず、天板の高さを決めます。たまたま昇降式デスクを使っていたので、立った様子や座った様子を確認。なんとなく体の中心線を見てみて、立ったときに近いような高さを測りました。

座っている状態だとどうしても目線が下がってしまいます。

この高さだと、まだ顔が下を向いていて首が疲れてしまいそう。

この高さなら、全体的にまっすぐになっていて良さそう。 立った時と比較しても、大体同じくらい中心線になっているのがわかります。こちらで高さは110センチくらいが良さそうだとわかりました。

UIデザイン

次に3Dモデリングで設計します。全体のバランスや重心の計算、イメージのすり合わせなどを妻のフィードバックを得ながら作っていきます。こだわった点は…

大きな収納

⁃ アートも作品よりも道具のほうが数が多くなる。十分な収納がないと散らかってしまうので、大容量が必要
⁃ ツールや作業中のものなどはごちゃるので扉を取り付け。

インスピレーションを綺麗に魅せる

⁃ 寄せ集めた書籍や雑誌、旅先で見つけたカードなどは常に見えるように飾っておきたいもの。扉が付く本棚では中身が見えないこともあるので、なるべく見せる収納をイメージ。
⁃ カードや小物なども、常に見えるように展示することでインスピレーションを得やすくなる。

スペース

⁃ 幅があったほうが良いので壁いっぱいに広がる大きさに。天板は壁いっぱいの横幅 * ノートPCを広げて余裕があるように50cmに。部屋の大きさが限られているので、天板の手前20センチは折りたためるように。
⁃ 折り畳んだ際には最上段の扉になるように設計。ごちゃってしまうケーブル類はこの段にしまえるように。
⁃ 再下段にはお掃除ロボットが入ってこれるだけの高さを用意。

資材の調達

次に設計図をもとに木材を購入します。近くのホームセンターへ。ここでちょっとしたトラブルが…

計画した幅よりも、実際の木材の幅が狭かったんです。大きいものを切ってもらうと端材が出てしまって勿体無い。。困った挙句、ではこの最大幅を活かして作って仕舞えば良いや!と思いきって決断。モデルで組んだものを、比率を保ったまま少し少し小さくするイメージでした。 …

そして買ったはいいものの、その後の大問題。この木材、どうやって運ぶ?車は持っていないしタクシーにも入らない、、、真夏でとてもじゃないけれど外では運べない。困った。

思いきやここでなんとコーナンでは、当日配達サービスが店内で利用できるとのこと!この当日配送サービスに助けられました。配送料を追加で支払い、翌日にはすべてお家へ届くとのことで活用。

作成開始

木材が届いたら、あとは作るのみ。イメージ通りに作っていきます。こちら途中経過…

扉は寸法もモデルで見ていた通りにならなかったので後付けにしました。買い出しに再度ホームセンターのコーナンへ、暑いので自転車でむかったものの巨大すぎるドアをどうも運べず。再度配送料を払うのもバカバカしい。。。 そんなときなんと、コーナンでは軽トラを無料で借りれることが判明。ハンドルつき、普通免許で運転できることも初めて知りました。おかげ様でスムーズに運ぶことができました。

再度作成開始。扉をつけるとき、蝶番をつけるのに思ったよりも苦戦しました、、こちらを参照にしました。

仕上げにはニス塗りもしっかりと。あっつい部屋でもしっかりと換気をしつつ。真夏のクーラーの効かない部屋で二重マスク。

仕上げには転倒対策。大きなものなのでこちらも必須です。モデルでは足を強固にする予定だったけれど加工が手間で面倒くさい。。。色々考えてみた結果、ホームセンターで見つけたこいつ一枚で解決。

また、横揺れもしたので背板をつけることで解消しました。

完成

そしてついに完成!

折りたたみ式の天板も180cm * 50cmと十分な広さがあります。

立った時の姿勢も、測ったときの姿勢とほぼ一致しています。これで快適にアートに取り組めるはず!

天板が扉の役割も兼用し、コードなども隠して見た目もすっきりするように。

いかがでしょうか?皆さんも、身近なものやサービスを利用しながら、特別なものをDIYで作って贈ってみてはみてはいかがでしょうか?

Happy Building!